酒蔵直伝!日本酒で仕込む自家製梅酒のススメ
梅酒を作るときはホワイトリカーがよく使われますが、日本酒で仕込む梅酒も美味しい!このページでは、日本酒醸造蔵がおすすめする、日本酒で仕込む梅酒の作り方をご紹介!
〇自家製梅酒と法律(酒税法)
国税局ホームページより抜粋
Q:消費者が自宅で梅酒を作ることに問題はありますか。
A:焼酎等に梅等を漬けて梅酒等を作る行為は、酒類と他の物品を混和し、その混和後のものが酒類であるため、新たに酒類を製造したものとみなされますが、消費者が自分で飲むために酒類(アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限ります。)に次の物品以外のものを混和する場合には、例外的に製造行為としないこととしています。
また、この規定は、消費者が自ら飲むための酒類についての規定であることから、この酒類を販売してはならないこととされています。
1 米、麦、あわ、とうもろこし、こうりゃん、きび、ひえ若しくはでん粉又はこれらのこうじ
2 ぶどう(やまぶどうを含みます。)
3 アミノ酸若しくはその塩類、ビタミン類、核酸分解物若しくはその塩類、有機酸若しくはその塩類、無機塩類、色素、香料又は酒類のかす
根拠法令等:酒税法第7条、第43条第11項、同法施行令第50条、同法施行規則第13条第3項
参照URL:https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/06/32.htm
と記載されている通り、①自分で飲むために、②アルコール度数20度以上のもので仕込まなくてはいけません。
〇日本酒で梅酒を作るなら、『夜の帝王 FOREVER』がおすすめ!
通常の日本酒は、アルコール度数が15~16度前後の商品が多く、生原酒のものでも18度前後のものがほとんど。20度以上の日本酒となると、かなり数が限られてきます。
そんな中、この「夜の帝王 FOREVER」はアルコール度数がなんと20度!しかもフルボディの甘旨口で、梅酒作りには最適な1本です!
◎甘口のお酒の為、米本来の自然な甘みがあり、氷砂糖が少なめで作れる!
◎甘みだけでなく旨み、コクが深い「フルボディタイプ」のお酒なので、お酒の良さと梅の美味しさの相乗効果で美味しい梅酒に!
◎他のアルコール類で漬けるよりも早く完成する
このお酒で梅酒を仕込めば、『夜の帝王Forever』の旨みにジューシーな梅エキスが加わり、芳醇な味わい深い梅酒になること間違いなし!!
〇日本酒で仕込む梅酒の作り方
・梅 … 1.5~2㎏
・氷砂糖 … 300gくらい
・夜の帝王Forever … 1800ml(一升)
・3~4ℓが入るガラス瓶 (今回はダ○ソーで購入した3Lのものを使用)
・竹串など(梅のヘタ取り用)
・梅 … 950円
・氷砂糖 … 321円
・ガラス容器 … 330円
・『夜の帝王 Forever 特別純米』… 3,520円
合計 5,121円 !!!
手順❶ 梅の下処理
まず、梅を洗い、十分に乾かしてヘタを取っていきます。
今回は南高梅を使用しましたが、青梅の場合水に浸して2~3時間ほどアク抜きしてください。
(完熟梅の場合、まろやかな味わいになるそうです。)
その後、身に傷をつけないよう丁寧に、竹串を使ってヘタを取っていきます。
手順❷ 梅、氷砂糖の順番に繰り返し重ねて容器に入れる。
ガラス容器は綺麗に洗い、しっかり乾かしてからアルコールで内部をふき取る。
そしてガラス容器の中に「梅」、「氷砂糖」、の順番に繰り返し重ねて容器に入れていきます。
最後に『夜の帝王 Forever』を注ぎます・・・ 1800mlがぴったり入りました!!
手順❸ 2~3か月漬けて完成!
冷暗所で保管して2~3か月漬けていきます。ときどき氷砂糖を溶かすように容器を揺らしてみてください。
しっかりと漬かったら完成!
おいしく漬かったら、日本酒の味わいもしっかり楽しめる「オンザロック」「ソーダ割」などでぜひお楽しみください♪♪