龍勢 別格品 -八反錦-
龍勢 別格品 -八反錦-
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やわらかさに、品格を纏わせて。
広島を代表する酒米・八反錦。
そのふくよかな旨みと、やわらかな甘みを、
自然と共に発酵が育てたしなやかな余韻に昇華しました。
口当たりはやさしく、ほのかな香りとともに穏やかに広がる味わい。
やがて空気と時間をまといながら、奥行きのある旨みがふっと立ち上がります。
どんな料理とも調和しながら、あくまで自らの芯を保ち続ける懐の深さ。
包容力の中に、静かな気高さを湛える一本。
それは、身近に在りながら、ふと背筋が伸びるような、
そんな余白と品格をそなえた存在です。





Collections
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龍勢 別格品
静けさの奥に、極まる一滴を。 藤井酒造の醸造理念「不易流行」──変わらぬものに静かに寄り添いながら、変わることを恐れず、その年、その米、その環境と真摯に向き合うこと。『龍勢 別格品』は、その理念をもっとも丁寧に体現した特別なシリーズです。 使用するのは、蔵が長年向き合ってきた4種の酒米──八反錦、八反35号、山田錦、雄町。それぞれの米が持つ個性と、その年ごとの自然の表情に耳を澄ませ、設計は毎年一から見直され、たった一度きりの仕込みにすべてを注ぎます。 仕込みは、酵母も乳酸菌も添加しない古式生酛。竹原の蔵に棲みつく微生物たちとともに、時と対話を重ねながら、一本の酒にその年の記憶と土地の気配を映し出していきます。 その味わいは、ただの完成形ではなく、今という時代への静かな問いかけ。寄り添いながらも揺るがず、慎ましさの中に誇りを宿す、自然のうつろいや目に見えぬ営みに、静かに敬意を込めて。
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龍勢 Classics
変わらぬ芯を、静かに受け継ぐ。 明治の世、日本初の全国清酒品評会にて「最優秀第一位」を受賞した酒──龍勢。その誉れを受け継ぎ、藤井酒造の中核をなすのが、この「龍勢 Classics」です。 米の旨み、穏やかな香り、そして芯のある酸。それはまるで、蔵そのものの記憶を映す“骨格”のよう。過度な装飾を排し、本質だけを静かに際立たせた一杯です。 時代の流れに迎合せず、けれども立ち止まらず、「変わらないこと」の中に、確かな進化を宿す。そんな信念をかたちにしたシリーズです。
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龍勢Lab. Works.
まだ正解のない、日本酒のかたち。 龍勢 Lab. Works.は、蔵人の「こんな酒、造ってみたらどうだろう?」という問いから始まる、試験醸造シリーズです。 毎年テーマを変えながら、使うお米や酵母、仕込みの方法など、さまざまな実験を行っています。伝統の技をベースにしながらも、新しいアイデアや視点を取り入れることで、これからの酒造りのヒントを探っています。 このシリーズは、定番商品のように完成されたお酒ではありません。けれど、だからこそ感じられる魅力や楽しさがあります。 定番にはない意外性や、新しい味わいとの出会いは、まさに造り手との共有体験。完成された「答え」ではなく、「試み」の面白さを、どうぞお楽しみください。