コレクション: 龍勢 Limited Series
日常のそばに、静かな余韻を。
龍勢 Limited Series は、季節のうつろいや米の個性に寄り添いながら、
日々の暮らしに、そっと彩りを添えるシリーズです。
仕込みはすべて、酵母も乳酸菌も添加しない古式生酛。
竹原の蔵に棲みつく微生物たちが、代々の酒造りを静かに受け継ぎ、
一本一本に、自然と空間の記憶を映し出します。
ベースにあるのは、龍勢らしいやわらかな口当たりと、しなやかな酸。
そこに用いる酒米の違いや、季節ごとの設計を重ねることで、
それぞれが異なる表情と余韻を持つ酒に仕上がっています。
新酒では、冷やしてみずみずしく。
熟成を重ねた酒は、常温や燗で奥行きを。
開栓後もゆるやかに移ろいながら、飲み手の日常に静かに寄り添っていきます。
構えずに、けれど丁寧に。
自然とともにある酒の時間を、どうぞご自分のペースでお楽しみください。
※本シリーズはオンラインでの販売を行っておりません。全国の特約店様にてお買い求めください。
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龍勢 和みの辛口 -八反錦-
通常価格 ¥1,540から通常価格単価 / あたり -
龍勢 ゆらぎの凪 -八反35号-
通常価格 ¥1,760から通常価格単価 / あたり -
龍勢 日々綽々 -山田錦-
通常価格 ¥1,760から通常価格単価 / あたり -
龍勢 無垢の系譜 -雄町-
通常価格 ¥1,980から通常価格単価 / あたり
Collections
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龍勢 Classics
変わらぬ芯を、静かに受け継ぐ。 明治の世、日本初の全国清酒品評会にて「最優秀第一位」を受賞した酒──龍勢。その誉れを受け継ぎ、藤井酒造の中核をなすのが、この「龍勢 Classics」です。 米の旨み、穏やかな香り、そして芯のある酸。それはまるで、蔵そのものの記憶を映す“骨格”のよう。過度な装飾を排し、本質だけを静かに際立たせた一杯です。 時代の流れに迎合せず、けれども立ち止まらず、「変わらないこと」の中に、確かな進化を宿す。そんな信念をかたちにしたシリーズです。
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龍勢 別格品
静けさの奥に、極まる一滴を。 藤井酒造の醸造理念「不易流行」──変わらぬものに静かに寄り添いながら、変わることを恐れず、その年、その米、その環境と真摯に向き合うこと。『龍勢 別格品』は、その理念をもっとも丁寧に体現した特別なシリーズです。 使用するのは、蔵が長年向き合ってきた4種の酒米──八反錦、八反35号、山田錦、雄町。それぞれの米が持つ個性と、その年ごとの自然の表情に耳を澄ませ、設計は毎年一から見直され、たった一度きりの仕込みにすべてを注ぎます。 仕込みは、酵母も乳酸菌も添加しない古式生酛。竹原の蔵に棲みつく微生物たちとともに、時と対話を重ねながら、一本の酒にその年の記憶と土地の気配を映し出していきます。 その味わいは、ただの完成形ではなく、今という時代への静かな問いかけ。寄り添いながらも揺るがず、慎ましさの中に誇りを宿す、自然のうつろいや目に見えぬ営みに、静かに敬意を込めて。
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龍勢Lab. Works.
まだ正解のない、日本酒のかたち。 龍勢 Lab. Works.は、蔵人の「こんな酒、造ってみたらどうだろう?」という問いから始まる、試験醸造シリーズです。 毎年テーマを変えながら、使うお米や酵母、仕込みの方法など、さまざまな実験を行っています。伝統の技をベースにしながらも、新しいアイデアや視点を取り入れることで、これからの酒造りのヒントを探っています。 このシリーズは、定番商品のように完成されたお酒ではありません。けれど、だからこそ感じられる魅力や楽しさがあります。 定番にはない意外性や、新しい味わいとの出会いは、まさに造り手との共有体験。完成された「答え」ではなく、「試み」の面白さを、どうぞお楽しみください。
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夜の帝王 -THE NIGHT EMPEROR-
呑むなら笑って。遊ぶなら本気で。 昭和の香りがほのかに漂うラベルの奥に潜むのは、真面目にふざけた一本。「夜の帝王」は、1982年――焼酎全盛の時代に、「どうせやるなら、突き抜けよう」と名付けられた、ちょっとワルそうで実は優しい酒です。 夜のお店で日本酒を広めようと奮闘していた五代目蔵元が、「とにかく名前で覚えてもらえ」と考案。ギラついたネーミングとは裏腹に、飲めば意外とまろやかで、どこかホッとする味わい。立ち飲み屋の罰ゲームに、昭和歌謡のBGMに、仲間との馬鹿話に──そんな“くだらなさの美学”が似合う一杯。 40年以上の時を経て、いまも愛され続けるこの酒は、真面目すぎない、でも手は抜かない、そんな大人たちの“本気の遊び”から生まれました。